推しの子ネタバレ最新159話『共振』

週刊ヤングジャンプ連載中の『推しの子』最新話のネタバレあらすじ、感想をまとめました。

※早売り情報の掲載はありません。

推しの子160話のネタバレはこちら

ルビーへの襲撃と壱護の怒り

物語は、ルビーがライブ中に襲撃されるというショッキングな展開から始まります。

壱護が再び登場し、彼の強い意志と過去の因縁が交錯する緊迫した瞬間が描かれます。

ルビーを守るために壱護がどう行動するか、そしてニノの告白により物語が急展開を見せます。

襲撃犯ニノの衝撃の告白

ライブの最中、ルビーが突然ナイフで襲撃されるという緊迫したシーンが描かれます。

その犯人がルビーに近づき、ナイフを突き立てようとした瞬間、彼女は驚きながらも「ごめんね、ルビーちゃん」とつぶやきます。

犯人の正体はニノであり、その動機は深くアイに関わっていました。

ニノは、「貴方はアイを超えちゃ駄目なの。

アイが一番でなければ、私たちがしてきたことに意味がなくなっちゃう」と語り、その言葉には強烈な執着とアイへの崇拝が込められています。

この一言で、彼女が長年アイに対して特別な感情を抱き続けていたことが明らかになります。

壱護の登場とルビーの正体

襲撃犯ニノがナイフを突き立てようとする瞬間、実はナイフはルビーの腹に刺さっていませんでした。

その瞬間、ルビーだと思われていた人物の正体が明かされます。

実際に襲撃されていたのは、ルビーではなく、ウィッグを被ってルビーに変装していたあかねでした。

彼女は防刃ベストを着用しており、無事だったのです。

そして、壱護が突如として登場し、ニノを地面に叩き伏せます。

壱護はアイの死に深く関与していたため、同じ過ちを繰り返させないという強い決意で「同じ轍を何度も踏むわけねぇだろうが!」と激しく怒りを露わにします。

壱護の言葉には、過去の失敗を繰り返させまいとする強い決意が感じられます。

ニノと壱護の複雑な関係

ニノは壱護を見て、「社長、お元気でしたか…」と冷たく笑いかけますが、壱護の反応は激怒そのものです。

壱護は「お前はよぉ!」とさらに激怒しますが、その一方でニノのこれまでの苦労や過去に対する複雑な感情も理解しており、一旦冷静さを取り戻します。

壱護は、「これがアイへの復讐なのか?」と問い詰め、ニノの行動の真意を探ります。

また、壱護はニノがファンと密接に繋がっており、その中でも特に菅野良介と関係を持っていたことを知っており、そのことがアイの殺害事件にどのように繋がっていたのかを知っていました。

壱護にとって、この問いは単なる怒りではなく、彼女の心の奥底にある真実を引き出そうとする深い意味を持っています。

ニノの心の闇と壱護の問いかけ

ニノが抱えている深い心の闇が明らかになります。

アイへの崇拝と憎しみが交錯し、彼女の行動が単なる復讐ではなく、アイという存在そのものに対する否定と認めたくない気持ちに根ざしていることがわかります。

壱護との対話を通じて、ニノの心情が徐々に明らかになっていきます。

良介との関係とニノの苦しみ

ニノは、アイの殺害を犯した菅野良介のことを既に許していると壱護に告白します。

ニノにとって、良介はアイを愛したことで彼女を殺害した人物ですが、それに対しての憎しみはなく、「アイは世界一のアイドルだから、好きにならない方がおかしい」と語ります。

彼女は、良介が自分の言葉で自殺してしまった事実も受け止めていますが、それをも冷静に受け入れています。

「もう死んでよ」というニノの言葉に従って良介が命を絶ったことは、彼女にとって重い過去であり、同時に彼女の心の一部が崩れた瞬間でもありました。

しかし、ニノの心を本当に蝕んでいるのは、復讐ではなく、アイが「ただの普通の女の子」であることをどうしても認めたくないという葛藤です。

あかねの指摘とニノの涙

あかねは、ルビーの言葉を受けて「アイはあなたと普通の友達になりたかったのではないか」とニノに語りかけます。

これに対してニノは、長年抱えていた孤独やアイへの憧れを振り返りながら、「私もそうだよ…」と涙を流します。

ニノにとってアイは偶像であり、完璧であるべき存在でしたが、同時に彼女との間に築きたかった「普通の友達」としての関係が彼女の心を揺さぶっていたのです。

その涙は、ただの憎しみや復讐心ではなく、アイに対して抱いていた複雑な感情が解放された瞬間でした。

黒幕の正体に迫るあかね

ニノが涙を流しながら過去の出来事を振り返る中、あかねは事件の背後に隠れた黒幕の存在に疑念を抱きます。

ニノと良介を操っていた影の存在がいるのではないかと感じ、ニノにその黒幕の正体について問いかけます。

これにより、物語は新たなミステリーが浮上し、さらなる展開が期待されます。

ニノは復讐ではなく、アイを崇拝し続けるために行動していましたが、その背後に潜む真実が少しずつ明らかにされる予感を漂わせます。

B小町のライブとアクアの対峙

B小町のライブが盛り上がりを見せる一方で、アクアとカミキヒカルの対峙がクライマックスに向けて進展します。

ライブの成功と裏で起こる緊迫の対話が、物語の次なる章への布石となっています。

B小町のライブの成功

B小町のライブは、観客の熱気に包まれ、大成功を収めます。

ライブの配信映像は、多くのファンに届けられ、その場の熱狂が伝わるように盛り上がりを見せます。

ルビーや他のメンバーがこれまで努力してきた成果がここで結実し、彼女たちの存在感はさらに強固なものとなりました。

しかし、このライブが成功する一方で、物語の裏では重要な対決が進行しています。

観客の歓声とは対照的に、アクアとカミキヒカルの緊張感が高まります。

カミキヒカルとの再会

B小町のライブ映像をスマホで見ていたのは、カミキヒカルでした。

彼は、静かにその映像を見つめていますが、その姿には何か企んでいる様子が見て取れます。

そんな彼の前に、黒いパーカーを着たアクアが姿を現します。

アクアは長い間、母アイの言葉通りにカミキヒカルを救う方法を模索し続けてきました。

しかし、ここに来てようやくアクアは、その救いの道がもはや存在しないことに気づきます。

カミキヒカルは、自分のためだけに嘘を重ねてきた醜悪な嘘つきであると断じ、もはや救いようのない存在であることを確信します。

カミキヒカルとの最終決戦へ

アクアが厳しい言葉を投げかけても、カミキヒカルは邪悪な笑みを浮かべ、「なんのこと?」と無邪気に答えます。

その態度には、彼が全てを理解しながらも何も反省していないことが明確に表れています。

この期に及んでもなお、彼は全てを操っているかのような態度を崩さず、アクアに対して余裕を見せます。

アクアは、もはやカミキヒカルを救うことができないと悟り、ついに父との決着をつける時が来たことを感じ取ります。

次号では、ついにアクアとカミキヒカルの間での最終決戦が描かれることが予告され、物語がクライマックスに向かう緊張感が高まります。

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