昌文君と利斯達は秦全国民の戸籍作りを完了する。

史記には始皇16年に初めて男子の年齢を籍に記させたと記録されている。

政は昌平君を改めて賞賛する。

中華統一まで共に走り切るぞ！とフラグを立てる政。

政は意味深な昌平君の目にピクッと反応する。

秦全国から強制的な徴兵が行われる。

それは30万を優に超える大軍勢となった。

各大国は秦に突如として浮上した大軍勢に大慌てになる。

趙の李牧は冷や汗を流して思考を巡らせる。

楚の王都・エイ。

楚の宰相である李園はカリンに大軍勢の正体について問う。

カリンは秦が戸籍を作っているという情報を得ていた。

そこから全国民の戸籍を作り徴兵したのではないかと的中させる。

血の武力統一にそこまでしてしがみつくのかと政と昌平君に若干引いているカリン。

魏ご呉鳳明達に5万の秦水軍の船が上陸しようとしているという急報が入る。

呉鳳明は秦の狙いは魏ではなくまずは韓だと的中させる。

しかし秦に韓を取られれば魏は窮地に立たされることになる。

呉鳳明は秦の水軍をここで叩く決断をする。

秦の水軍を率いるのは玉鳳軍の王賁。